
医局に入らない道があることは、知っている。
でも、その道を選んだ先輩の話が、
周りにほとんどいない。
同期に聞いても「普通に医局入るけど?」で終わる。
医局に入らなかった先輩がどうなったか、具体的に知っている人がいない。
制度上、医局の外でも専門医が取れることは分かっている。
でも、「本当にそれで大丈夫なのか」を判断する材料がない。
この記事は、その判断材料を整理するために書きました。
それでも8割が医局を選ぶ理由
まず前提を整理します。
初期研修を終えた医師の約8割が医局を選んでいます。
理由は明確で、医局にはメリットがあるからです。
- 専門研修プログラムの管理を医局がやってくれる
- 指導医が豊富で、症例数にも困らない
- 学位(博士号)や留学のチャンスがある
- 同門ネットワークで人脈が広がる
医局にはこうした強みがあります。
ただし、その代わりにデメリットもあります。
この天秤を見て「自分でキャリアを選ぶほうがいい」と感じるなら、
次のセクションを読んでください。
残りの2割は、どうしているか
厚生労働省の調査では、初期研修修了者の約12%が「いずれの大学の医局にも所属する予定はない」と回答しています。
実際にはこれに加え、市中病院でそのまま後期研修を継続する医師もおり、医局に入らない選択をする医師は着実に増えています。
彼らが具体的にどうしているかというと——
市中病院の専門研修プログラムで専門医を取得する
2018年の新専門医制度以降、多くの市中病院が独自の専門研修プログラムを持っています。大学病院と同等の症例数を経験でき、かつ自分で勤務先を選べる。初期研修を受けた市中病院でそのまま後期研修に進むケースも珍しくなくなりました。
給与面でも医局より有利なケースが多い
大学病院の給与水準は市中病院より低い傾向があります。さらに専攻医になるとアルバイト(外勤)が解禁されますが、医局所属だと外勤先も医局が決める場合がある。医局に入らなければ、外勤先も自分で自由に選べます。
医局に属さない医師へのアンケートでは、メリットとして「自由」を挙げる声が最も多く、デメリットについては「特にない」が最多でした。
「医局に入らない=専門医を諦める」ではありません。
ただし「自分で探す」必要がある
医局に入れば、勤務先は自動的に決まります。
プログラムへの登録も、症例の割り振りも、医局がやってくれる。
入らないなら、すべて自分で動く必要があります。
どの病院が専門研修プログラムを持っているのか。
そのプログラムで本当に専門医が取得できるのか。
指導医の質は。症例数は足りるのか。
同期は医局の話ばかりで、医局に入らなかった先輩の情報が少ない。
初期研修中の環境では、外の情報がほとんど入ってこない。
ここが、医局に入らない道を選ぶ上での最大の壁です。
「どこに、どうやってアクセスすればいいか」が分からない。
「まだ研修医なのに転職サービスを使っていいのか」
この疑問は当然です。
まだキャリアが始まったばかりで、「転職」という言葉にも違和感がある。
ただ、医師専門の転職サービスの実態は「転職の斡旋」だけではありません。
使う最大のメリットは、
初期研修中の環境では絶対に手に入らない情報を
得られることです。
その病院のプログラムで実際に何人が専門医を取得したか。指導医との相性はどうか。研修体制は名ばかりではないか。前任の専攻医が辞めた理由は何か。
コンサルタントが医療機関に直接足を運んで集めたこうした情報は、病院の公式サイトにもネット上にも載っていません。
医局に入るかどうかは、
「外の選択肢」を見てから決めてもいい
今の段階で「医局に入る」か「入らない」かを決める必要はありません。
まず、医局の外にどんな求人があるのかを見てみる。
専門医が取得できる環境がどれだけあるのかを知る。
そのうえで、医局と比較して判断する。
この順番のほうが、後悔のない選択ができるはずです。
ただ、「外の選択肢を見る」と言っても、初期研修中の環境からでは限界があります。
病院の公式サイトには研修プログラムの概要は載っていても、実際に何人が専門医を取得したか、指導医はどんな人か、前任の専攻医が辞めた理由は何か
——こうした情報は出てきません。
ここで役に立つのが、医療機関に直接足を運んで内部情報を集めている転職サービスです。
中でも医師転職ドットコムは、専門医取得可能な求人だけで15,200件以上を扱っており、「医局に入らない道」を検討する医師にとって最も情報量の多いサービスのひとつです。

医師転職ドットコム

専門医取得可能な求人15,200件以上。
「医局の外」を見てから決めるための、最初の一歩に。
- 専門医取得が可能な求人だけで15,200件以上。診療科・エリアで絞り込んで検索できる
- コンサルタントが医療機関に直接訪問し、研修体制・指導医の質・症例数を事前に把握
- まだ医局に入るか決めていない段階でのキャリア相談にも対応。数年先を見据えた設計から付き合ってくれる
- 「医局に入ったほうがいい」というアドバイスもある——無理に転職を勧めない姿勢
- 延べ76,000名以上の医師が利用。業歴29年の医療機関ネットワーク
「転職」という名前がついていますが、実態は医師専門のキャリア相談サービスです。登録したからといって転職する必要はなく、「まず求人を見てみたい」「自分の市場価値だけ知りたい」という使い方をしている医師も多くいます。まだ初期研修中であっても問題ありません。

よくある質問
Q. まだ初期研修中ですが、登録してもいいのですか?
A. はい、問題ありません。医師転職ドットコムでは、1〜3年先を見据えたキャリア相談も受け付けています。「まず選択肢を知りたい」という段階から登録している方も多くいます。
Q. 登録したら必ず転職しないといけませんか?
A. いいえ。求人を見るだけ、キャリア相談だけの利用でもまったく問題ありません。実際に、相談の結果「医局に入ったほうがいい」というアドバイスを受けて入局を選んだ方もいます。
Q. 医局に入らなくても専門医は本当に取れますか?
A. はい。2018年の新専門医制度以降、多くの市中病院が独自の専門研修プログラムを持っています。医師転職ドットコムでは専門医取得可能な求人を15,200件以上扱っており、診療科・エリアで絞り込んで検索できます。
Q. 登録したことが初期研修先にバレませんか?
A. 基本的にバレません。医師転職ドットコムではプライバシーマークを取得しており、選考が進むまで匿名の履歴書で対応しています。連絡手段や頻度も自分で指定できます。